- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラー自画自賛「ベスト」

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)で、13日に行われる男子シングルス決勝に登場する34歳のR・フェデラー(スイス)は、3年ぶりとなるグランドスラム優勝を狙い、新たな戦術と共に決勝戦の舞台に立つ。

>>全米オープン対戦表<<

フェデラーは今大会直前の試合で見せた、相手のセカンドサービスに対して、サービスライン近くに立ちハーフボレーのようなブロックリターンをしてネットへつめるという作戦を見せ、それはセイバー(「SABR」Sneak Attack By Roger、ロジャーによる密かなネット攻撃)と呼ばれ多くの話題を集めている。

フェデラーは先月、全米オープンへ向けての準備大会だったハードコート大会を欠場し、全米オープンへ照準を合わせて休養しながら準備をすることを選択していた。そしてこれまで何度も試してきた大きめなヘッドサイズのラケットにも慣れ、完璧に使いこなせるようになっていた。

加えて、これまでグランドスラム最多優勝回数の17度を誇るフェデラーのかつての絶頂期プレーに、引けを取らないほどの好調なプレーとも言われている。

2009年以来となる全米オープンの決勝進出を果たしたフェデラーは、ここまでの勝ち上がりでは苦戦することもなく圧倒的な強さを見せている。金曜日に行われた準決勝でも、長年の友人でデビスカップのチームメイトでもあるS・ワウリンカ(スイス)を6-4, 6-3, 6-1のストレートで退けていた。

「いったい何が起きているのか。6年も決勝へ勝ち上がっていなかったんだって。それならこの決勝進出は大したことだね。そんなに前だとは思っていなかった。」と自画自賛したフェデラー。

ここまでの2週間、彼のテニスの好調さと言えば、戦ってきた6試合全てがストレート勝利であり、同時に合計で62ゲームしか落としていない。そして81回の自身のサービスゲームではわずか2度しかブレークを許していない。

フェデラー自身も「まさしくとても良いプレーをしている。分からないが、きっとベストかもしれない。それがもう1試合続いてくれることを願うよ。」と、自覚しているようだった。

その1試合とは日曜日に行われる決勝戦で、第2シードのフェデラーは今季好調なプレーを続けている第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)との大一番に臨む。ジョコビッチもこれまで9度のグランドスラム優勝を飾っている。

しかし、そのジョコビッチも金曜日の準決勝では圧倒的な勝利をおさめていた。彼は昨年のチャンピオンであるM・チリッチ(クロアチア)を6-0, 6-1, 6-2で一蹴していた。これは1968年のオープン化以降、最も一方的な準決勝となった。

「彼(ジョコビッチ)との対戦は常に苦戦を強いられるもの。」と語るフェデラーは、2007年の全米オープン決勝でジョコビッチを下し優勝したが、2010年と2011年は準決勝でジョコビッチの前に敗退していた。そのいずれの試合もフルセットにもつれ、ファイナルセットも5ー7の接戦だった。

この決勝戦が両者の42度目の対戦。これはオープン化以降 最多対戦回数で同一1位となる。ジョコビッチはR・ナダル(スペイン)と同じ回数対戦している。ここまでのフェデラーとジョコビッチの対戦成績では21勝20敗とわずかにフェデラーがリード。

最後の対戦は先月行われたシンシナティ・マスターズで、その時はフェデラーに軍配があがっていた。この対戦は今季6度目のもので、そのいずれも決勝戦でのこと。2カ月前のウィンブルドン決勝戦を含めジョコビッチが3度勝利している。

「彼(フェデラー)がどれほど安定していて、良いプレーをグランドスラムやその他の大きな大会の後半戦で見せているか知ってる。彼はいつも対戦相手のベストのプレーを導き出すんだ。」とジョコビッチはフェデラーについて語っていた。

ジョコビッチはこれで、今季全てのグランドスラムで決勝進出を決めた。全豪オープンでは優勝し、全仏オープンではワウリンカの前に敗退したが、7月のウィンブルドンでも優勝している。

「もちろんそれは素晴らしい結果だし、誇りに思っている。それらの大会は、誰もが最高のプレーをしたいと思っている大会なんだ。」とジョコビッチは自身の意見を述べていた。

ジョコビッチにとって今回が全米オープンで6度目の決勝進出だが、2011年の1度しか優勝していない。

一方のフェデラーは、2004年から2008年まで5連覇を達成していたが、2009年の決勝戦ではJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の前に屈していた。

その後フェデラーは現在まで2度のグランドスラム優勝を果たした。2010年の全豪オープンと2012年のウィンブルドン。その間ジョコビッチは8個ものグランドスラム・タイトルを獲得していた。

しかし今大会でのフェデラーは、これまでにないほどの好調な動きを見せている。彼のサービスはパワーとプレースメントがミックスされた完璧なもの。そしてセイバー「SABR」と呼ばれるリターンゲームでも話題を集めており、そのリターンは練習中に偶然発掘されたものだった。

「あれは彼にとってエキサイティングなショット。対戦相手にはそうでもないかもしれない。それについては、他に語ることはないよ。」と語るジョコビッチ。

準決勝でフェデラーと対戦したワウリンカは、フェデラーとの対戦の難しさを簡潔に語っていた。その試合でフェデラーは、自身のファーストサービスでは80パーセントの確率でポイントを獲得し、凡ミスはわずか17本だった。

「基本的にそれが彼なんだ。あれが彼のプレーさ。」と第5シードのワウリンカはフェデラーを表していた。

チリッチを一蹴したジョコビッチは、その試合ではフェデラーを下回る13本の凡ミスにとどまっていた。

チリッチは「あんな負け方はちょっと恥ずかしいと言われてしまうかもしれない。」と語りながら、4回戦の試合中に足首を捻るアクシデントに見舞われた怪我は、小さな大会だったらそれ以降は棄権していたほどの怪我だったと説明していた。

フェデラーは「彼(ジョコビッチ)を倒すのは本当に難しい。加えて彼は精神的にもとてもタフな選手なんだ。そんな彼にチャレンジするのが好きなんだ。そして今はそれへ向けてしっかり準備が出来ている。」とジョコビッチとの決勝戦への気持ちを語っていた。

(STATS - AP)

アディダス

アディダス


■関連ニュース■ 

・フェデラー「準備は出来てる」
・フェデラー 新戦術誕生の秘話
・フェデラーの驚異語るジョコ
(2015年9月13日19時52分)

その他のニュース

5月20日

【速報中】望月慎太郎 全仏OP予選1回戦 (17時10分)

「完璧な1週間」2度目Vで全仏へ (17時07分)

ズベレフ 今世紀3人目の複数回V (16時40分)

強心臓みせ15年ぶり快挙V (15時36分)

賞金総額2万円!団体戦が開催 (14時22分)

伊ペアが母国でV「夢のよう」 (12時55分)

22勝目ズベレフ 世界4位へ浮上 (11時28分)

大坂なおみ 世界ランク134位に浮上 (10時35分)

初Vならず「もっといいプレーを」 (8時58分)

ズベレフ「いいプレーできれば、誰にでも勝てる」 (7時32分)

ダニエル太郎、初戦は世界54位に (6時26分)

ズベレフ完勝Vでマスターズ6勝目 (5時36分)

5月19日

ティーム&シュワルツマン 全仏OP予選へ (22時48分)

日本勢7名出場!全仏OP予選組合せ決定 (21時45分)

ダニエル太郎 予選勝ち抜き本戦へ (19時54分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎 予選決勝 (19時10分)

17歳の西村佳世が大東建託OP優勝 (18時07分)

2度目Vかマスターズ初制覇か (16時31分)

失セット0で決勝へ 6度目V王手 (15時28分)

初級~女子ダブルス大会開催、焼き芋貰える! (13時59分)

試合が多くできる!混合ダブルス大会  (13時48分)

全仏OP3連覇へ レジェンドお墨付き (11時48分)

綿貫陽介が全仏OP欠場 (10時10分)

まさかのミスに審判も爆笑 (8時42分)

2大会連続準V「何度負けても…」 (7時15分)

頂上決戦制しV 史上3人目の快挙も達成 (6時00分)

5月18日

世界2位シナー 全仏OPへ練習再開 (22時49分)

阿部宏美/永田杏里ペアが優勝 (22時05分)

ナダル&フェデラーを広告に起用 (20時04分)

ダニエル太郎 完勝で予選決勝へ (19時11分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎 リヨン予選1回戦 (17時30分)

松井/上杉ペア 2大会連続の準優勝 (17時10分)

ジョコvsマレー 実現の可能性 (16時32分)

ベッカーに並ぶ歴代7番目の記録 (15時32分)

チチパス兄弟、全仏ダブルスに出場 (15時02分)

ティーム&シュワルツマン 全仏会場で練習 (12時06分)

ジョコ 全仏OP前週の大会参戦 (11時05分)

西岡 リヨン初戦はモンフィスに (9時20分)

“ダークホース”ジャリーが決勝へ (8時02分)

逆転勝ちズベレフが決勝へ (6時57分)

錦織圭 全仏OP前週の大会を欠場 (6時05分)

【動画】強い!女王シフィオンテク 3度目の優勝に大はしゃぎ! (0時00分)

5月17日

ナブラチロワとエバートの記録に並ぶ (22時58分)

17歳の西村佳世が4強入り (21時00分)

松井/上杉ペア 2大会連続決勝へ (18時09分)

シュワルツマン不満、活躍に見合わず (16時57分)

収入ランク、テニス選手はトップ50入らず (15時54分)

西岡良仁ら 能登半島地震の支援に参加 (15時25分)

26歳の躍進 カギは「ウナギ」にあり (14時58分)

ワウリンカとマレーは2回戦で敗退 (14時01分)

「WTA1000」 2大会連続同カードの決勝に (12時01分)

ローマ4強 ズベレフがV候補筆頭に (11時12分)

マレー、ラケット変更理由明かす (10時08分)

ガウフに快勝、女王が今季4勝目に王手 (8時40分)

マスターズ1000で2名のチリ人が4強の快挙 (7時32分)

ダニエル太郎 元世界9位に屈し8強逃す (3時14分)

西岡良仁 1回戦で途中棄権 (2時55分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (1時08分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsバウティスタ=アグ (0時40分)

トップ10に連勝!激闘制し4強入り (0時09分)

【動画】まさかのミスに審判も味方も爆笑 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!