テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)とのスイス対決を6-4, 6-3, 6-1のストレートで制して大会6年ぶりの決勝進出を果たした。試合後、インタビューでフェデラーは決勝で対戦する
N・ジョコビッチ(セルビア)戦について話した。
>>全米オープン対戦表<<大会6年ぶりの決勝進出を果たしたフェデラー。
WOWOWの中継で、試合後にフェデラーは「とても良い。ベストコンディションじゃないかな。」と語ったように準決勝でのワウリンカ戦では圧倒的強さを見せての勝利だった。
決勝で顔を合わせるジョコビッチとは通算42度目の対戦となり、フェデラーが21勝20敗と勝ち越している。両者は今年のウィンブルドン決勝でも対戦しており、その時はジョコビッチが勝利し優勝を飾った。
「ジョコビッチは素晴らしい年を重ねている。ハードコートでとても調子が良いのでチャンスは多くないとは思うけれど、チャレンジしていく準備は出来ている。」と、決勝についての意気込みを話した。
フェデラーがグランドスラムで最後に優勝したのは2012年のウィンブルドン。今大会では約3年ぶりの四大大会優勝を狙う。
一方、ジョコビッチは準決勝で第9シードの昨年覇者
M・チリッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。2011年の全米オープン決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して優勝を飾っており、今回は4年ぶりのタイトル獲得を狙う。
男子シングルスの決勝戦は大会最終日の現地13日(日本時間14日)に行われる。
(引用元WOWOW)
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