テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、男子シングルス準決勝で第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)とのスイス対決を6-4, 6-3, 6-1のストレートで制して大会6年ぶりの決勝進出を果たした第2シードの
R・フェデラー(スイス)が、試合後のインタビューで自身を振り返った。
>>全米オープン対戦表<<WOWOWの中継で、試合後に「とても幸せです。素晴らしい大会でまた、決勝の舞台に立てる。」と、話したフェデラー。
ここ数年、全米オープンでは思うような結果が出せていなかったが「この6年間一生懸命やってきました。」と語るように、今回は2009年以来6年ぶりの決勝進出を果たした。
「今日はワウリンカに対しても良い戦いが出来た。」と話していたが、準決勝のワウリンカ戦では圧倒的な強さを見せ、今年の全仏覇者であるワウリンカの攻撃を封じて1時間32分という早さで勝利を手にした。
自身のコンディションについては「とても良い。ベストコンディションじゃないかな。」と述べ、今大会では全試合ストレートで勝ち進んでおり、まだ1セットも落としていないことからも調子の良さが伺える。
現在34歳のフェデラーがグランドスラムで最後に優勝したのは2012年のウィンブルドン。近年は四大大会の地でフェデラーが優勝カップを高々と掲げている姿を見ていない。今大会では約3年ぶりの四大大会優勝を狙う。
そして、34歳にして未だ世界ランク2位に位置しているフェデラーは、最後に「このスポーツも、ツアーも楽しんでいる。たくさんの人の前でテニスが出来る。テニスが大好きなので簡単には諦めないよ。」と、話していた。
決勝では、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。両者は通算42度目の顔合わせとなる。
男子シングルスの決勝戦は大会最終日の現地13日(日本時間14日)に行われる。
(引用元WOWOW)
■関連ニュース■
・フェデラー決勝 ジョコ戦へ・フェデラー「準備は出来てる」・フェデラー1位 錦織は17位に