テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、第12シードの
R・ガスケ(フランス)が第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を2-6, 6-3, 6-4, 6-1の逆転で勝利し、2年ぶりの準々決勝進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ガスケは第1セットでベルディヒに2度のブレークを許して落とすも、続く第2セットからファーストサービスの確率を上げていき、ベルディヒに1度もブレークを許さない試合を展開。トータルで113ポイントを獲得し2時間24分で勝利した。
両者は今回が13度目の対戦となり、ガスケは対ベルディヒ戦を7勝6敗と勝ち越した。
準々決勝では、7年ぶり6度目のタイトル獲得を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦。両者は過去16度対戦しており、対戦成績はガスケから2勝14敗。2005年のモンテカルロ・マスターズと、2011年のローマ・マスターズで勝利しているが、ここ最近は6連敗している。
世界ランク12位のガスケは、元世界ランク7位でキャリア通算12勝を誇る。2013年の全米オープンではベスト4進出。その時は4回戦で
M・ラオニチ(カナダ)、準々決勝で
D・フェレール(スペイン)を下しての勝ち上がりだった。
今年のウィンブルドンでは準々決勝で全仏チャンピオンの
S・ワウリンカ(スイス)をフルセットで下し、2007年以来8年ぶりの大会4強入りを果たしている。
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