テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、
J・ヴェセリ(チェコ共和国)が第13シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦し、3-6, 4-6となったことろで棄権を申し入れて3回戦で姿を消した。よって、今大会の棄権人数は14名となり、またも歴代最高記録を更新となった。
>>全米オープン対戦表<<今大会では1回戦で10名、2回戦で2名、そして3回戦で2名の選手が棄権を申し入れている。
同日の3回戦では、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
R・ベーメルマンス(ベルギー)と対戦。ストレートで下して4年連続の4回戦進出を決めた。その試合中、ワウリンカはフラストレーションが溜まりラケットを真っ二つに折ると、そのラケットを観客に投げて渡す場面も見られた。
4回戦では、第22シードの
V・トロイキ(セルビア)を4-6, 0-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4と2セットダウンから大逆転勝利をおさめて、大会2度目の4回戦進出を決めた
D・ヤング(アメリカ)と対戦する。
第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第29シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)に勝利して15年連続のベスト16進出。また、第3シードの
A・マレー(英国)は第30シードの
T・ベルッチ(ブラジル)をストレートで下して5年連続の4回戦進出を果たした。
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