テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、第3シードで2012年覇者の
A・マレー(英国)が第30シードの
T・ベルッチ(ブラジル)を6-3, 6-2, 7-5のストレートで下し、5年連続4回戦進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<両者は今回が2度目の対戦となり、マレーはベルッチとの対戦成績を1勝1敗とした。
この試合、両者激しいラリー戦が繰り広げられるが、マレーがベルッチの角度あるショットに対してカウンターで返し、大事な場面でしっかりポイントをものにする。
ベルッチもラリー戦でマレーを揺さぶる展開を繰り広げるが、最後はマレーがストロークで圧倒。ベルッチは返しきれず、2時間11分で勝利を決めた。
4回戦では、ビッグサーバーで第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
過去同大会では2012年の決勝で、
N・ジョコビッチ(セルビア)を破ってグランドスラム初の優勝を飾っており、昨年は準々決勝でジョコビッチに敗れて4強入りを逃した。
今大会は1回戦でテニス界を騒がせている
N・キリオス(オーストラリア)を下し、2回戦では
A・マンナリノ(フランス)を2セットダウンのピンチから大逆転勝利をおさめての勝ち上がり。
一方、敗れたベルッチは、今大会の2回戦で予選勝ち上がりの
西岡良仁(日本)をストレートで下し、3回戦進出を決めていた。
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