テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、大会2度目の優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)を6-4, 6-1, 6-2のストレートで下し、1時間30分で3回戦進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ジョコビッチは第1セットの中盤まで両者サービスキープが続く展開となるが、1度ブレークに成功して先取する。その後はジョコビッチが試合の主導権を握り、最後はハイデル=マウアーのストロークがアウトして勝利をおさめた。
勝利後、ジョコビッチは試合中のゲーム間で会場を盛り上げていた観客と、コート内で一緒にダンスをして会場内を沸かせた。
3回戦では第25シードの
A・セッピ(イタリア)と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは、過去の全米オープンで2011年に初優勝を飾っており、4度の準優勝を果たしている。昨年は準決勝で
錦織圭(日本)に敗れベスト4に終わった。今回は4年ぶりのタイトル獲得を狙う。
トップハーフ(対戦表の上半分)に位置するジョコビッチは、上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、4回戦で第14シードの
D・ゴファン(ベルギー)、準々決勝で第8シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する可能性がある。
今大会の1回戦では
J・ソウザ(ブラジル)と対戦し、6-1, 6-1, 6-1のストレートと、わずか1時間10分で2回戦進出を決めていた。
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