テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の31日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク84位の
M・イルハン(トルコ)が同147位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦し、6-0, 2-6, 6-4, 3-2の時点でシュティエパネックが途中棄権を申し入れた。この結果、第4シードの
錦織圭(日本)が初戦で世界ランク41位の
B・ペール(フランス)に勝利した場合、2回戦ではイルハンと対戦する。
>>全米オープン対戦表<<錦織はイルハンと対戦する場合は初となる。
28歳のイルハンはこれまでツアー優勝はなく、世界ランキングでは今年3月に記録した77位が自己最高位。
トップハーフの下半分に位置する錦織。上位シード勢が勝ち進んだ場合、3回戦で第26シードの
T・ロブレド(スペイン)、4回戦で第16シードの
G・モンフィス(フランス)か第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)か第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性の組合せ。
昨年の全米オープンで世界ランク1位のジョコビッチらを破り、日本人初となるグランドスラム準優勝の快挙を成し遂げた錦織。今年のグランドスラムは、全豪オープン・全仏オープンベスト8入りを果たし、ウィンブルドンでは左ふくらはぎの負傷により2回戦で棄権した。
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