テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)に第4シードで出場する
錦織圭(日本)は現地28日に行った会見の模様をオフィシャルアプリ「KEI NISHIKORI」にアップし、打倒BIG4に向けてコメントした。
>>全米オープン対戦表<<男子テニス界の四天王(BIG4)は現在世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同2位の
R・フェデラー(スイス)、同3位の
A・マレー(英国)、そして同9位の
R・ナダル(スペイン)。
全米オープン前哨戦のロジャーズ・カップ準々決勝でナダルに8度目の挑戦にして初白星をあげた錦織。
「ナダルにはかなり負け越してたので、勝てたことは凄く時間がたって嬉しいと思います。」
続けて「これでより彼らと同じ土俵に立てるようになってきていると思いますし、彼らが1番の大きな敵になると思うので、どれだけ対抗していけるかっていうのがチャレンジでもある。」とBIG4についてコメントした。
これまで錦織はBIG4に25度挑戦し、過去6勝19敗としている。今年はジョコビッチに1敗、マレーに2連敗、ナダルから初の1勝目をあげた。
今大会第4シードの錦織は上位シード勢が勝ち進んだ場合、準決勝でジョコビッチかナダル、決勝でフェデラーかマレーのBIG4と対戦する組合せ。悲願のグランドスラム初優勝を手にするにはBIG4が早期敗退しない限り、その壁を崩さなければいけない。
トップハーフの下半分に位置する錦織は、上位シード勢が勝ち進むと、3回戦で第26シードの
T・ロブレド(スペイン)、4回戦で第16シードの
G・モンフィス(フランス)か第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)か第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝ではジョコビッチと対戦する可能性の組合せとなっている。
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