テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)に第4シードで出場する
錦織圭(日本)は現地28日に行った会見の模様をオフィシャルアプリ「KEI NISHIKORI」にアップし、四大大会初優勝へ向け好感触であることを語った。
>>全米オープン対戦表<<錦織は「怪我を2週間前にしてしまったけど、それは意外とすぐに治った。しっかり練習、調整が出来ているので100パーセントの状態で臨めると思います。」とコメントした。
前哨戦のシンシナティを連戦の疲れなどにより欠場して今大会へ照準を合わせ、現在は100パーセントの状態であると話している。
「身体の面では全然違いますね。昨年は不安が100パーセントを占めていたので、その中で戦ってました。けど、今回はしっかり気持ちにも自信を持って臨めると思う。」
「もちろん何か試合中にあれば別ですけど、体力的には問題はないので。今までで1番良いんじゃないですかね、テニスの調子も良いですし。」と好感触を持っていることを明かした錦織。
「どれだけ試合の中で力を出せるかというところ。準備は出来ていると思うので、あとはコートで戦うことだけかなと思います。」と意気込みを語った。
今回の1回戦は世界ランク41位の
B・ペール(フランス)と対戦。両者は今回が通算3度目の対戦で、錦織は過去ペールに2連勝している。
トップハーフの下半分に位置する錦織は、上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第26シードの
T・ロブレド(スペイン)、4回戦で第16シードの
G・モンフィス(フランス)か第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)か第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性がある。
■関連ニュース■
・錦織 BIG4が「1番の敵」・錦織とジョコがトップハーフ・錦織 全米初戦は世界41位