テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)で、車いすテニスの男子ダブルスに第1シードとして出場した
国枝慎吾(日本)/ S・ウデ(フランス)組は、準決勝でG・フェルナンデス(アルゼンチン)/ N・ペイファー(フランス)組にストレートで敗れ、まさかの敗退を喫した。今季初の敗退となった国枝は、試合後のインタビューで自身を振り返った。
国枝は今季負けなしで、出場した全豪オープン単複、全仏オープン単複全てでタイトルを獲得していた。
今回のウィンブルドンで今年初めての敗退となり、結果を残すことが出来なかったことに対して「苦い思い出が残りましたけど、来年シングルスが開催されると決まっていたので、これを良い経験にして、来年は気を引き締めて芝での対策もしっかり練ってから、ここ(ウィンブルドン)に入りたいなと思いますね。」と、話した。
また、「得意のハードコートになるので、僕の庭のようなものだから、そこで今回のウィンブルドンの分も暴れられたらなと思います。」と、今後のシーズンへの意気込みを語っていた。
国枝のラケットには「オレは最強だ!」と書かれており、世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)が絶賛するほどの圧倒的な強さを誇る。
昨年の全米オープンではシングルスで3年ぶり、ダブルスで7年ぶりのタイトルを獲得した。今年は単複2連覇を狙う。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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