テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が2連覇達成と3度目の優勝を飾った。大会後に行われたパーティーでジョコビッチは、女子シングルスで優勝した第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)とダンスをして喜びを分かち合った。
ダンスをしている動画はウィンブルドンのフェイスブックにアップされている。
13日、契約記者会見の際に世界ランク5位の
錦織圭(日本)が語ったように、ジョコビッチの強さは別次元。ウィンブルドン決勝では第2シードの
R・フェデラー(スイス)に格の違いを見せつけるテニスで、コーチの
Bo・ベッカー(ドイツ)に並ぶ3度目のタイトルを獲得。また今年のグランドスラムでは、全豪オープンで2年ぶり5度目の優勝、全仏オープンでは準優勝と、3大会連続で決勝の舞台に立っている。
一方、33歳のセリーナも女子で圧倒的な強さを発揮しており、ウィンブルドンで3年ぶり6度目の優勝を飾った。さらに自身2度目となるグランドスラム4大会連続優勝の「セリーナ・スラム」を達成。今回のタイトル獲得は1968年のオープン化以降、グランドスラムで女子史上最年長の優勝だった。
今年の全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンで優勝したセリーナが全米オープンでタイトルを獲得すると1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、史上4人目となる年間グランドスラム達成となる。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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