男子テニスで世界ランク5位の
錦織圭(日本)が13日、日清食品ホールディングスとの所属契約に関する記者会見が行われた。昨年グランドスラム初の準優勝を果たした全米オープンについて、錦織は自身が感じている壁について語った。
昨年の8月、錦織は右足裏に溜まった膿疱を取り除く手術を行い、全米オープンへの出場は直前になるまでわからなかったが、決勝では
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝を飾った。
錦織は今年の全米オープンについて「準優勝者として臨むと、やっぱり自分にプレッシャーもかかるので、そんなに考えてないですね。また新たにゼロからのスタートですし、新しい全米オープンとして臨むので、あまり上を見過ぎないようにしっかり1回戦から戦っていきたいと思います。」と、話していた。
あまり意識せずに戦うと話した錦織であったが「もちろん自信は去年より格段についています。」と、意気込みを述べた。
また、全米オープンに対し自身が感じている壁について問われると「まだまだ強くなる上では沢山壁はあると思います。」と、語った。
「メンタル的なところもそうだし、グランドスラムで2週間戦える身体も必要だと思うし、より必要になってくるのは精神力かなと思います。」
「去年全米オープンを2週間戦って、こんなにストレスが頭にかかるんだなというのをめちゃくちゃ感じたので、そういうのに耐えられる経験値も必要だし、強い心がもっともっと必要になってくると思います。」と、今の課題を話していた。
8月末から行われる今季最後のグランドスラムである全米オープンに向け、調整している錦織は、今後8月3日から行われるシティ・オープンに出場する予定。
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