テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)で、2002年チャンピオンの
L・ヒューイット(オーストラリア)は、今大会のシングルス、ダブルス、ミックスダブルスの3つに出場していたが、全て敗れて現役最後のウィンブルドンを終えた。
『選手使用のオフィシャルタオル』現在34歳のヒューイットは、来年の全豪オープンを最後に引退することを表明しており、今年は現役最後のウィンブルドンとなっていた。
今大会には、主催者推薦枠で出場したヒューイット。大会側の判断を知ったヒューイットは、自身の公式ツイッターで「ウィンブルドン、ワイルドカードをありがとう。またあの素晴らしい場所でもう一度プレー出来る事を光栄に思う。素晴らしい思い出の場所。最後の出場。」と、綴っていた。
迎えたウィンブルドン、男子シングルス1回戦では、33歳の
J・ニエミネン(フィンランド)との同年代対決に臨んだ。試合の中で、ヒューイットはサイドラインギリギリに打ち込まれたボールに対して、飛び込んでボレーを決めるなど、会場を沸かすプレーを見せたが、6-3, 3-6, 6-4, 0-6, 9-11の大接戦の末に敗れた。
男子ダブルスでは、オーストラリアの後輩にあたる19歳の
T・コキナキス(オーストラリア)とペアで出場。2回戦で3時間23分に及ぶ試合を制して3回戦進出するも、第4シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組に敗れた。
また、ミックスダブルスには同胞の
C・デラクア(オーストラリア)とペアで出場するも、2回戦で姿を消した。
試合を終えて、ヒューイットはスポンサー契約をしているヨネックスに対して「1998年7月にヨネックスと契約してから、今日までずっとサポートをしてもらって本当に感謝しています。たくさんの思い出があるけれど、2002年のウィンブルドンの優勝が僕のテニス人生で最高の勝利ですね」と、語っていた。
元世界1位ヒューイットの現役最後となるウィンブルドンは幕を閉じたが、ヒューイットのテニス人生はまだ終わらない。
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