テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜き2年連続の本戦入りを果たした
杉田祐一(日本)は
B・カブチッチ(スロベニア)に6-7 (3-7), 3-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、グランドスラム初の初戦突破とはならなかった。
【会場でしか買えない 全英タオル】第1・2セットを落とした杉田は、第3セットで1度のブレークに成功して第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、カブチッチにブレークバックされる。
第12ゲームの2ポイント目でカブチッチがコートに足を取られて転倒。左足の付け根を痛めメディカルタイムアウトを要求した。
その後タイブレークに突入し、負傷のカブチッチに健闘するも及ばず、杉田は1回戦で姿を消すこととなった。
勝利したカブチッチは、2回戦で
G・シモン(フランス)と
N・アルマグロ(スペイン)の勝者と対戦する。
昨年のウィンブルドンでグランドスラム初の本戦出場を果たした杉田。本戦1回戦で
F・ロペス(スペイン)と対戦し、ストレートで敗れるも6-7 (6-8), 6-7 (6-8), 6-7 (7-9)と格上選手に対し大健闘を見せた。
今大会の予選では、1回戦でA・ワード(英国)、予選2回戦で
M・プルジシーズニー(ポーランド)、予選決勝で
D・エヴァンス(英国)を下して2年連続、四大大会2度目の本戦入りを果たしている。
また、今大会には
錦織圭(日本)、
添田豪(日本)、予選を勝ち上がった
守屋宏紀(日本)が本戦に出場していたが、添田、守屋は1回戦敗退。日本勢男子は錦織のみ勝ち残っている。
女子は
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)が本戦に出場。土居は1回戦で第17シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦し、先にリードするも逆転を許して初戦敗退。奈良は、
M・リネッタ(ポーランド)と対戦し、第3セットのカウント4-3となったところでリネッタが棄権を申し入れ、奈良は2年連続の2回戦進出となった。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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