テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の女子前年度チャンピオンで今大会第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は火曜日に1回戦を予定しており、初戦で
K・ベルテンス(オランダ)と対戦する。
今年の全仏オープンでは4回戦敗退後は公式戦に出場せず休養。クヴィトバは3月から4月にかけても約1ヶ月半の休養をとっていた。
「過去と比べると、かなり良い状態だと感じている。またこうして大好きなテニスをするためにコートに戻れることを嬉しく思っている。3月の大きな大会2つを欠場するのは、とても厳しい決断だった。でもそれを実行し、そうしたことを良かったと思っている。」と、クヴィトバ。
もしクヴィトバが決勝へ勝ち上がると、世界ランク1位で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する可能性がある。
セリーナは全豪オープン、全仏オープンに次ぐグランドスラム今季3度目の優勝を狙うと同時に、年間グランドスラムの達成を目指している。そのセリーナの初戦は大会初日の月曜日に行われ、
M・ガスパリョン(ロシア)と対戦する。
クヴィトバは先月のマドリッド・オープン準決勝でセリーナを下している。
「もちろんあれは自分にとって最高の勝利だった。それまで彼女に勝利したことがなかった。どんなプレーをすれば良いかわかっていた。もし、また彼女(セリーナ)から勝利を飾るためには、それが鍵になると思っている。でもセリーナとウィンブルドンで対戦するには、まだまだ多くの試合に勝たなければならない。」
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