女子テニスツアーのAEGON国際女子(イギリス/イーストボーン、芝)は27日、シングルス決勝が行われ、ノーシードの18歳
B・ベンチッチ(スイス)が元世界ランク2位の第9シード
A・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 4-6, 6-0のフルセットの末に撃破し、キャリア初のタイトル獲得を果たした。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、ベンチッチは第1セットの後半から徐々にペースを上げ、2度のブレークに成功してこのセットを先取するも、第2セットではラドワンスカに押されて1セットオールとなる。
勝敗を分ける第3セットは、ベンチッチが終始主導権を握り、ラドワンスカに1度もブレークチャンスを与えない完璧な試合展開を披露。最後はラドワンスカが反応できない強烈なフォアハンドウィナーを決め、ベンチッチは2時間12分で勝利を手にした。
自身のプレーで優勝を決めた瞬間、ベンチッチはラケットを手放し、両手を胸元によせてガッツポーズをつくり喜びをかみしめていた。
ベンチッチは、今大会3回戦で第7シードの
E・ブシャール(カナダ)、準決勝で第2シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦するが、いずれも第1セット時に途中棄権。ベンチッチは今大会で2度、対戦相手の途中棄権により決勝まで勝ち進み、運も味方につけての優勝となった。
現在18歳のベンチッチは、今大会がキャリア初のタイトル獲得。
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