男子テニスのツアー大会であるAEGONノッティンガム・オープン男子(イギリス/ノッティンガム、芝)は26日、シングルス準決勝が行われ、今大会のシード勢で唯一勝ち残っている第12シードの
S・クエリー(アメリカ)と世界ランク92位の
D・イストミン(ウズベキスタン)が勝利し、決勝で顔を合わせることとなった。
【会場でしか買えない 全英タオル】イストミンは、世界ランク59位のバグダティスと対戦。しかし、第1セットのゲームカウント1-2となったところでバグダティスが足の負傷により途中棄権を申し入れ、イストミンは思わぬ形で今季初の決勝進出を果たした。
現在28歳のイストミンは、キャリア通算で未だタイトル獲得には至っておらず、今大会で初の優勝を狙う。
また、クエリーは世界ランク75位の
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に4-6, 6-3, 7-5の逆転で勝利し、決勝進出を決めた。
準々決勝でのシモン戦で26本ものサービスエースを決めて勝利したクエリー。この試合でもサービスは好調で、ファーストサービスを76パーセントの確率で入れて22本のサービスエースを叩き込んだ。
第1セットを先取されたクエリーであったが、その後の第2・3セットをとって逆転を演出し、1時間48分で勝利した。
今大会ではシード勢の早期敗退が相次ぐ中、第12シードのクエリーはその波乱に巻き込まれずに決勝進出。クエリーは今季初のタイトル獲得を狙う。
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