男子テニスのツアー大会であるAEGONノッティンガム・オープン男子(イギリス/ノッティンガム、芝)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
L・マイェール(アルゼンチン)、第2シードの
G・シモン(フランス)ら上位シード勢が、いずれも2時間超えの接戦の末に敗退。シード勢で残すは、シモンに勝利した第12シードの
S・クエリー(アメリカ)のみとなった。
【会場でしか買えない 全英タオル】マイェールは、世界ランク92位の
D・イストミン(ウズベキスタン)と対戦し、3-6, 7-6 (10-8), 6-7 (6-8)と大接戦の末に敗れた。
試合を通して、マイェールは7度のブレークチャンスを全て活かすことが出来なかった。第1セットを落としたマイェールは、第2・3セットでタイブレークまで持ち込んで粘りを見せるも、最後はイストミンに攻め込まれて2時間18分で敗れた。
世界ランク21位のマイェールは、5月のニース・コート・ダジュール・オープンで決勝に進出するも
D・ティエム(オーストリア)に敗れて準優勝。今季は未だタイトル獲得には至っていない。
また、シモンは世界ランク44位のクエリーに7-5, 6-7 (8-10), 4-6のフルセットで敗れた。この試合も2時間超えの接戦だった。
シモンはビッグサーバーであるクエリーにトータル26本ものサービスエースを叩きこまれ、ペースを掴めないまま準々決勝で姿を消した。
今大会では、第1シードの
D・フェレール(スペイン)が2回戦で敗れるなど、シード勢の早期敗退が相次ぎ、シード勢の中でベスト4まで残ったのは第12位シードのクエリーのみとなった。
その他、ベスト4に進出したのはクエリーを含む
M・バグダティス(キプロス)、イストミン、
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)の4選手。
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