女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は17日、シングルス2回戦が行われ、第8シードで世界ランク19位の
S・リシキ(ドイツ)が
B・ベンチッチ(スイス)を6-1, 7-6 (7-4)のストレートで下し、ベスト16進出を決めた。2013年のウィンブルドン準優勝者リシキは、この試合でWTA最多となる27本のサービスエースを叩き込んだ。
第1セットで16本、第2セットでは11本のサービスエースを記録させたリシキ。試合を通してファーストサービスが入った時には85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1時間27分でベンチッチに勝利した。
試合後、リシキは自身のフェイスブックでも今回の記録についてコメントしている。
3回戦でリシキは、
M・リバリコワ(スロバキア)と対戦する。
25歳のリシキは芝と相性が良く、過去のウィンブルドンで2011年にベスト4、2013年には決勝へ進出。決勝では
M・バルトリ(フランス)に敗れ、惜しくも準優勝に終わった。
また、今大会本戦には
奈良くるみ(日本)と予選を勝ち抜いた
土居美咲(日本)も出場していたが、奈良くるみは初戦敗退、土居美咲は2回戦で敗れた。
上位シード勢では第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が3回戦へ進出するも、第2シードで今年の全仏オープン4強入りした
A・イバノビッチ(セルビア)は初戦である2回戦で接戦の末に敗れている。
>>AEGONクラシック対戦表<<
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