tennis365.netと週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画「ベイビーステップ」、そしてスペインのサバデル・テニスクラブが共同開催する~Road To Spain チャレンジカップ~の関東大会は7日、立教大学・富士見総合グラウンドで男子シングルスの準々決勝から決勝が行われ、法政大学の村上彰啓が優勝をおさめてスペイン行きを決めた。
この大会は高校生・大学生の年代を対象に、国際大会出場(ATPポイント獲得)と海外経験のチャンスを提供することを目的として関東と関西の2大会を開催。関東は6月6日・7日に立教大学、関西は7月18日・19日に大阪体育大学で行われる。
優勝者はスペインのサバデル・テニスクラブで開催されるITFフューチャーズ大会(賞金総額1万ドル)への本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)が進呈される。
決勝へ勝ち上がったのは、ともに法政大学 体育会テニス部所属の村上彰啓(3年)と寒川雄太(2年)の2人。
第1セットは寒川が第2、第6ゲームでブレークに成功し6-1と先取。しかし第2セットは村上がわずか25分で6-0と取り返す。
最終セット、寒川が1ブレークアップで3-2として迎えたサービスゲーム、ここを寒川がキープをすれば流れが一気に傾くかと思われたが、幾度も続くデュースを村上が勝ち取りゲームをタイに戻す。
村上の5-4で迎えた第10ゲーム、リターンの村上は0-40でトリプルマッチポイントを掴む。ここで寒川は意地のサービスエースとウィナーで2ポイントを返すも反撃はここまで。
村上が1-6, 6-0, 6-4、試合時間1時間58分で関東大会を制して、9月末に開催されるスペインのフューチャーズ大会への出場権を手にした。
4強入りした4選手と、大会運営を行った立教大学 体育会テニス部部員
試合結果は以下の通り。
【決勝】
○村上彰啓(法政大学) vs. ●寒川雄太(法政大学), 1-6, 6-0, 6-4
【準決勝】
○寒川雄太(法政大学) vs. ●甲賀光(立教大学), 8-0
●
高畠寛(日本)(立教大学) vs. ○村上彰啓(法政大学), 5-8
【準々決勝】
●尾崎朋(専修大学) vs. ○寒川雄太(法政大学), 1-8
●萬福健太郎(法政大学) vs. ○甲賀光(立教大学), 5-8
●白井裕都(日本大学) vs. ○高畠寛(立教大学), 7-9
●永田和樹(専修大学) vs. ○村上彰啓(法政大学), 5-8
※準決勝までは8ゲームスマッチ、決勝は3セットマッチ
昨年優勝の立教・高畠は村上との準決勝で敗退
立教1年の甲賀は4強入り果たす
《チャレンジカップ詳細(関西大会は近日募集)》《サバデル・テニスクラブ公式サイト》
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