テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は、5日に行われる男子シングルス準決勝で、大会初のベスト4進出を果たした第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)が地元フランスの期待が寄せられる第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
地元の声援を受けるツォンガは、1983年の
Y・ノア(フランス)以来となるフランス人チャンピオンへの期待が寄せられている。決勝進出も1988年に準優勝した
H・ルコント(フランス)以来の事となる。
ツォンガとワウリンカはこれまで6度対戦しており、対戦成績は3勝3敗と分け合っている。そのうち、全仏オープンでの対戦も1勝1敗の五分となっており、そのいずれもフルセットにもつれる接戦だった。
また、1985年生まれの両者。わずか3週間しか誕生日が違わない二人は、どちらも自身2度目のグランドスラム決勝進出を狙っている。ワウリンカは2014年の全豪オープンで優勝。ツォンガは2008年の全豪オープンでジョコビッチに敗れるも準優勝を飾っていた。
ワウリンカとツォンガの試合は、センターコートであるフィリップ・シャトリエ第1試合に組まれている。
現地の気象予報では、5日の午後は降水確率が高く悪天候が予想されている。加えて、今大会一番の暑さとなる32度の気温にもなると伝えられた。
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