テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は、5日に行われる男子シングルス準決勝で、第3シードの
A・マレー(英国)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。全仏オープン初優勝を狙う両者の対戦は注目の一戦となる。
今大会、マレーは3回戦で第29シードの
N・キリオス(オーストラリア)、4回戦で地元フランスの
J・シャーディ(フランス)、準々決勝で第7シードのクレー巧者
D・フェレール(スペイン)を下して準決勝進出を決めた。
マレーとジョコビッチの対戦成績は8勝18敗。マレーは現在ジョコビッチに7連勝を許している。最後にマレーが勝ったのは2013年のウィンブルドン決勝で、マレーが勝利したことで77年ぶりとなる地元イギリス人選手の優勝となった。
マレーは今回の全仏オープンで自身3度目の準決勝進出。2011年、2014年とベスト4進出を果たすが、いずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れてタイトル獲得には至っていない。
今回の準決勝に対して、マレーは「しっかりした戦術を持って試合に臨まなければならない。そして試合を通してしっかり行う必要がある。ここ数ヶ月はちゃんと出来ている事で、それを続けなければいけない。」と、ジョコビッチとの対戦への気持ちを語っていた。
マレーとジョコビッチは、共に今季のクレーシーズンは無敗でジョコビッチは27連勝、マレーは15連勝と、好調を維持して今大会に臨んできている。全仏初制覇を狙う両者の対戦は注目の一戦となる。
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