テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、前人未到10度目の全仏制覇を狙う第6シードの
R・ナダル(スペイン)は
A・クズネツォフ(ロシア)に6-1, 6-3, 6-2のストレートで勝利し、難なく6年連続のベスト16進出を決めた。
この試合、ナダルは終始試合の主導権を握り、クズネツォフを圧倒。最後はバックハンドのウィナーを決め、大きなガッツポーズをみせた。
4回戦でナダルは、ノーシードの22歳
J・ソック(アメリカ)と対戦する。
今季ナダルは得意のクレーコートシーズンで結果を残せておらず、前哨戦のマスターズ3大会で無冠。「ナダル伝説」に終止符が打たれるかと憶測が飛んでいたが、今大会ではその不安を吹き飛ばすかのようなプレーを披露している。
また、上位シード勢が勝ち進むと、準々決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する組合せとなっている。
一方、敗れたクズネツォフは、1回戦で
M・ジャジーリ(チュニジア)、2回戦で
J・メルツァー(オーストリア)を下し、今大会初の3回戦進出を果たしていた。
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