テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)の30日、大会7日目のシングルスには、大会初優勝を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、10度目の全仏制覇を狙う第6シードの
R・ナダル(スペイン)、優勝候補の1人である第3シード
A・マレー(英国)ら上位シード勢や、今勢いに乗っている
J・ソック(アメリカ)、
B・コリッチ(クロアチア)ら若手選手が登場。また、女子ダブルスでは1回戦突破を果たした
クルム伊達公子(日本)も登場する。
2回戦で
G・ミュラー(ルクセンブルグ)にストレートで勝利した第1シードのジョコビッチは、3回戦でノーシードの19歳
T・コキナキス(オーストラリア)とセンターコートのフィリップ・シャトリエ第2試合目で対戦する。
大会10度目の優勝を狙う第6シードのナダルは、世界ランク120位の
A・クズネツォフ(ロシア)と今回初の顔合わせ。
ジョコビッチとナダルが順当に勝ち進んだ場合、両者は準々決勝で対戦する組合せとなっている。
先日行われたマドリッド・オープン男子決勝でクレー王者であるナダルをストレートで破り、今勢いに乗っている第3シードのマレーは、
N・キリオス(オーストラリア)と対決。
また、勢いがあるのはシード勢だけではなく、期待の若手選手らも活躍している。ノーシードの18歳コリッチは2回戦で第18シードの
T・ロブレド(スペイン)、同じくノーシードの22歳ソックは1回戦で第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)をいずれも破り、勝ち進んできている。3回戦ではその両者が激突するため、どちらが勝利を手にするのか期待が高まる。
そして、女子ダブルスでは1回戦で大逆転勝利をおさめたクルム伊達/ スキアボーネ組が、第13シードの
M・クライチェック(オランダ)/
B・ストリツォワ(チェコ共和国)組と2回戦で対戦する。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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