全仏テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、第20シードの
R・ガスケ(フランス)が
C・ベルロク(アルゼンチン)を3-6, 6-3, 6-1, 4-6, 6-1の逆転で2日がかりの試合を制した。
この試合は28日に行われていたが、3-6, 6-3, 6-1, 4-6のセットカウント2-2となった時点で21時20分を回っていたため、この日に順延となっていた。
勝敗のかかる第5セット、第1ゲームからブレークに成功したガスケは、続けて第3ゲーム目もブレークに成功。ベルロクに1ゲームしか与えなかった。
さらに、ファーストサービスが入った時に93パーセントと高い確率でポイントを獲得。凡ミスを2本に抑え、14本のウィナーを決めて、2日がかりに及んだ試合をものにした。
ガスケはこの試合、フォアハンドのボールが短くベルロクに叩かれて苦しんだ。しかし、ガスケの武器である片手ハンドから繰り出される強烈なバックでダウンザライン(ストレート方向へのショット)を決め、ポイントに繋げた。
勝利したガスケは、3回戦で第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
過去同大会で地元勢ガスケは、2011・2012・2013年の4回戦進出が全仏オープンの最高成績。昨年は3回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れて4回戦進出とはならなかった。
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