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反省の奈良、課題残る

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク55位の奈良くるみ(日本)は第13シードのL・サファロバ(チェコ共和国)に2-6, 0-6の完敗で、大会初の3回戦進出とはならなかった。試合後、奈良くるみは2回戦を振り返った。

この日、奈良くるみはサウスポーのサファロバから逆転の糸口を見つけられなかった。

「左利きのサーブなので、そこをケアしなければいけないという気持ちで臨んでいた。けど、ロングラリーに持っていかなきゃいけないところを、リターンが上手く返らないことで自分のリズムに持っていけなかったです。」

サファロバのファーストサービスが入った時は82パーセントの高い確率でポイントを獲得された。さらに自身のサービスゲームでは5度もブレークを許し、奈良くるみは打開策を見出せずに敗れた。

トータルポイントはサファロバの59に対し、奈良くるみは32と大差をつけられた。

4月下旬からクレー3大会連続の初戦敗退を喫していた奈良くるみだったが、大会前のニュルンベルガー・カップで連敗から脱出して今大会に臨んでいた。

「クレーシーズン苦しんだ中で、やはりグランドスラムでの1勝というのはすごく大きかったです。けど、今日のような試合をしてしまったことに関してはすごく残念ですし、しっかり反省して次に繋げたいです。」

また、この日は土居美咲(日本)もシングルス2回戦に登場したが、第7シードのA・イバノビッチ(セルビア)に接戦の末に敗れた。男子では第5シードの錦織圭(日本)が2年ぶりの3回戦進出を果たしている。

(コメントはWOWOWから抜粋)

>>全仏オープン女子ダブルスドロー表<<




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(2015年5月28日4時30分)

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