テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は20日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク149位の
西岡良仁(日本)が同105位の
N・ゴンボス(スロバキア)を2-6, 6-2, 8-6の大接戦の末に下して予選3回戦へ駒を進め、大会初の本戦入りまで残り1勝とした。
勝利した西岡良仁は本戦入りをかけて、G・クレイザー(ブラジル)と予選3回戦で対戦する。
その他の日本勢では
ダニエル太郎(日本)が予選3回戦へ進出したが、
守屋宏紀(日本)と
杉田祐一(日本)は予選1回戦で敗れた。
昨年の全米オープンで予選から出場した西岡良仁は、予選3試合を勝ち抜いてグランドスラム初の本戦入り。本戦1回戦で体調不良により途中棄権となった。
現在19歳の西岡良仁は、フラット系のバックハンドと厚いグリップから放たれるフォアハンドでのラリー戦に加え、強烈なパッシングショットも得意としている。
また、俊敏なフットワークでどんなボールでも諦めず拾い続ける粘り強いプレーも特徴の1つ。
今年はデルレイ・ビーチ・オープンでツアー初のベスト8進出、先週出場した下部大会であるネッカーカップでは体調不良である中でベスト4進出を決めた。
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