テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は19日、予選1回戦が行われ、日本勢男子の
西岡良仁(日本)がJ・メルトル(チェコ共和国)に6-4, 6-3のストレートで勝利し、大会初の本戦入りへ向けて前進した。
両者は今回が初の対戦となった。
この試合の第1セット、西岡良仁はメルトルに1度のブレークを許すも、それを上回る2度のブレークに成功してこのセットを先取する。
第2セットでも西岡良仁はペースを落とさず、ファーストサービスが入った18本中15本をポイントに繋げ、メルトルに1度もブレークを許さない試合展開で自身は2ブレークに成功して勝利をおさめた。
世界ランク149位の西岡良仁は、昨年の全米オープンに予選から出場し、予選3試合を勝ち抜いてグランドスラム初の本戦入りを果たすも、本戦1回戦で体調不良により途中棄権となっていた。
勝利した西岡良仁は、N・ゴンボス(スロバキア)と対戦する。
また、同日行われた1回戦で、世界ランク171位の
守屋宏紀(日本)は予選第29シードの
A・ゴルベフ(カザフスタン)と対戦し、1-6, 2-6のストレートで敗れて初戦敗退となった。
一方的となったこの試合、守屋宏紀は試合を通して1度もブレークチャンスすらを掴むことが出来ず、ゴルベフのペースを止められずに完敗を喫した。
勝利したゴルベフは、予選第7シードのM・ヴィオラ(イタリア)と対戦する。
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