女子テニスツアーのニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、賞金総額250,000ユーロ、優勝賞金34,677ユーロ)は19日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
奈良くるみ(日本)が
S・ボーゲル(スイス)を6-3, 6-4のストレートで下し、今季3度目のツアー8強入りを決めた。
この試合、第1セットを先取した奈良くるみは、第2セットからファーストサービスのポイント獲得率が36パーセントまで下がったボーゲルの隙をつき、このセットだけで2度のブレークに成功して勝利をものにした。試合時間は1時間32分だった。
準々決勝で奈良くるみは、第4シードの
R・ビンチ(イタリア)とベスト4進出をかけて対戦する。
32歳のベテランであるビンチはシングルスでツアー9勝、ダブルスでは24度の優勝。特にダブルスでは、昨年のウィンブルドン優勝により、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を達成している。
奈良くるみは4月下旬から3大会連続の初戦敗退を喫していたが、今大会から復活を印象付けている。
また日本勢から
土居美咲(日本)も出場しており、奈良くるみと同様に本戦ベスト8進出を果たした。準々決勝で土居美咲は第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦する。
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