女子テニスツアーのニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、賞金総額250,000ユーロ、優勝賞金34,677ユーロ)は17日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
奈良くるみ(日本)が世界ランク76位の
P・エルコグ(スロベニア)を7-5, 5-7, 6-2のフルセットの末に下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、奈良くるみは試合を通してファーストサービスが入った確率を78パーセントとし、第1セットは奈良くるみが先取。
第2セットでは1度ブレークに成功した奈良くるみだったが、それを上回る2度のブレークをエルコグに許して第2セットを落とす。
ファイナルセットでは、エルゴクに4度のブレークチャンスを与えた奈良くるみだったが、それをすべてしのいで自身は2度のブレークに成功して2時間40分の接戦をものにした。
2回戦で奈良くるみは、
S・ボーゲル(スイス)と予選勝ち上がりの
R・ボラチョーバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
奈良くるみは、4月下旬に行われたSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ、ムチュア・マドリッド・オープン女子、BNLイタリア国際女子の予選と、3大会連続で初戦敗退を喫していたが、今回は3大会ぶりに勝利をあげて2回戦進出を決めた。
また、同日行われた予選決勝では、予選第6シードの
土居美咲(日本)が予選第7シードの
Y・ベイゲルジメール(ウクライナ)を6-7 (6-8), 6-2, 7-5と2時間58分の大接戦を制して本戦入りを決めた。
本戦1回戦で土居美咲は、第5シードの
A・カロリーナ・スクミエドロワ(スロバキア)と対戦する。
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