女子テニスの国別対抗戦フェドカップ ワールドグループ2部プレーオフ、日本対ベラルーシは18日、シングルス第2試合が行われ、世界ランク54位の
奈良くるみ(日本)が世界ランク136位の
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)に6-4, 4-6, 6-2のフルセットで勝利し、日本はベラルーシに1勝1敗とした。
今回奈良くるみとゴヴォルツォバは初対戦となった。
奈良くるみのサービスから始まった第1セット、両者サービスキープから奈良くるみが第4、第6ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-1となり、このまま先取するかと思われたが、第7ゲームでゴヴォルツォバにブレークを許すと連続で3ゲームを落としてしまう。
雲行きが怪しまれたが、10ゲームでブレークし、第1セットを先取する。
その後は第2セットでゴヴォルツォバに1度ブレークを許して追いつかれるも、第3セットで奈良くるみが先にブレークに成功。お互いブレーク合戦となるが、最後は奈良くるみが決めて2時間25分で勝利をおさめた。
試合終了後、この勝利を奈良くるみはチームのメンバーと分かち合った。
日本は今年2月に行われたアジア・オセアニアゾーン1部で、1試合も落とすことなくグループAラウンドロビン1位通過でワールドグループ2部プレーオフ進出を決めた。今回ベラルーシに勝利すると1年ぶりのワールドグループ2部再昇格となる。
日本対ベラルーシの結果と組み合わせは以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
●
土居美咲(日本) vs
○
V・アザレンカ(ベラルーシ) 1-6, 2-6
・シングルス第2試合:
○奈良くるみ vs
●O・ゴヴォルツォバ 6-4, 4-6, 6-2
【大会2日目】
・シングルス第1試合:
奈良くるみ vs
V・アザレンカ
・シングルス第2試合:
土居美咲 vs
O・ゴヴォルツォバ
日本はベラルーシに先行を許すも、奈良が奪い返して1勝1敗とし、明日行われるシングルス2試合、ダブルス1試合に昇格の望みをつないだ。
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