男子テニスツアーの下部大会であるネッカーカップ(ドイツ/ハイルブロン、レッドクレー、賞金総額42,500ユーロ/優勝賞金6,150ユーロ)は16日、男子シングルス準決勝が行われ、ノーシードで勝ち進んだ
西岡良仁(日本)は
G・ペラ(アルゼンチン)に0-6, 1-6で完敗し、決勝進出とはならなかった。
この試合、西岡良仁はファーストサービスが入った時のポイント獲得率が試合を通して36パーセントと低く、ペラに8度のブレークチャンスから6度ブレークされ、わずか49分で敗れることとなった。
西岡良仁は今大会、1回戦で
I・セイスリン(オランダ)を大接戦の末に破り、2回戦では第8シードの
A・ゴルベフ(カザフスタン)のマッチポイントをしのいで逆転勝利でベスト8。そして準々決勝ではJ・コバリ(スロバキア)を下し、今季2度目のチャレンジャー大会で4強入りを果たした。
しかし、西岡良仁は14日に自身のフェイスブックで「試合中に体調が悪くなって吐き気と痙攣を起こしてしまいました。」と体調不良である中、ベスト4進出を決めるも、決勝進出とはならなかった。
一方、同日行われたシングルス準決勝では、第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第2シードの
J・シュトルフ(ドイツ)を6-3, 7-6 (7-2)のストレートで下し、決勝進出を決めている。
18歳のズベレフは、昨年7月に行われたベット・アット・ホーム・オープンで
M・ユーズニー(ロシア)、
S・ヒラルド(コロンビア)らを下す快進撃でATPツアー初のベスト4進出を決めており、昨年5月は世界ランク774位だったが、現在では自己最高位となる105位にまで上げてきている。
■関連ニュース■
・西岡「体調が悪く吐き気と痙攣」・西岡「同年代には負けたくない」・19歳西岡良仁 40年ぶり金メダル
■最新ニュース■
・シャラポワ リベンジ果たし決勝・世界2位ハレプ、ラケット折る・ジョコ、フェレール脱帽プレー