女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額2,183,600ユーロ/優勝賞金400,250ユーロ)は16日、女子シングルス準決勝が行われ、第3シードの
M・シャラポワ(ロシア)は予選勝ち上がりの
D・ガブリロワ(ロシア)に7-5, 6-3で勝利し、3年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。
両者は過去1度だけ対戦しており、3月に行われたマイアミ・オープン女子2回戦でシャラポワは主催者推薦枠で出場していたガブリロワにストレートで敗れ、初戦敗退を喫していた。
この試合第1セットから、両者ブレークを許さない展開となるも、シャラポワは8度のブレークチャンスから1度のブレークに成功してカウント7-5で第1セットを先取する。
第2セットでシャラポワは、世界ランク3位の勝負強さを見せつけ、ガブリロワに1度のブレークを許すも、それを上回る2度のブレークに成功。1時間48分で勝利を手にし、マイアミ・オープンでのリベンジを果たした。
決勝では、第3シードのシャラポワと第10シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)が対戦する。
一方、敗れた現在21歳のガブリロワは、今大会の予選を勝ち上がって本戦入りを果たし、本戦では2回戦で第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)を撃破。その後も準決勝まで快進撃を続けて波に乗っていたが、シャラポワに敗れて快進撃はここでストップした。
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