男子テニスツアーの下部大会であるネッカーカップ(ドイツ/ハイルブロン、レッドクレー、賞金総額42,500ユーロ/優勝賞金6,150ユーロ)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードで勝ち進んだ
西岡良仁(日本)が予選勝ち上がりのJ・コバリ(スロバキア)に6-3, 6-4で勝利し、チャレンジャー大会で今季2度目の準決勝進出を決めた。
両者は今回が初の対戦となった。
第1セット、西岡はコバリに1度のブレークチャンスを与えるもしのぎ、自身は2度のブレークチャンスを全てものにして第1セットを先取。
第2セット、勢いがついた西岡はファーストサービスからのポイント獲得率を上げ、コバリに1度のブレークを許すも、それを上回る2度のブレークに成功。1時間20分で勝利を手にし、チャレンジャー大会で今季2度目のベスト4進出を果たした。
現在19歳の西岡は、1回戦で
I・セイスリン(オランダ)に6-4, 6-7 (3-7), 7-6 (7-5)と大接戦の末に破り、2回戦では第8シードの
A・ゴルベフ(カザフスタン)に7-5, 4-6, 7-5とファイナル4-5のマッチポイントから逆転勝利で準々決勝進出。今回、世界ランク219位のコバリにストレートで勝利した。
また、西岡は14日に自身のフェイスブックで、「試合中に体調が悪くなって吐き気と痙攣を起こしてしまいました。今日は少し練習をしてから身体を休めたいと思います。」と綴っており、体調が悪い中で4強入りを決めている。
今季、西岡は2月に行われたATP250のツアー大会であるデルレイ・ビーチ・オープンで予選から勝ち上がり、2回戦で当時世界ランク78位の
M・マトセビッチ(オーストラリア)を6-1, 6-3のストレートで破って、ATPツアー初のベスト8進出を果たしている。
西岡は準決勝で、ノーシードで勝ち進んできた
G・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。
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