男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は7日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)が
L・マイェール(アルゼンチン)を6-4, 6-3のストレートで下し、第2シードの
A・マレー(英国)が待つ準々決勝に駒を進めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ラオニチは11本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得し、3度のブレークチャンスをしのいだ。そしてマイェールのサービスゲームを第1・第2セットで1度ずつブレークに成功し、1時間18分で勝利をおさめた。
準々決勝でラオニチは、第2シードのマレーと対戦する。
ラオニチとマレーは過去に5度対戦しており、対戦成績は3勝2敗でラオニチが勝ち越している。
ラオニチは昨年同大会の3回戦で
錦織圭(日本)と対戦し、2度のタイブレークの末に敗れている。今回はマイェールに勝利して大会初のベスト8進出を決めた。
また、準々決勝でラオニチがマレーに勝利し、錦織が
D・フェレール(スペイン)に勝利した場合、ラオニチと錦織は準決勝で対戦する。
一方、敗れたマイェールは、2回戦で第11シードの
F・ロペス(スペイン)を下しての勝ち上がりとなったが、ラオニチに敗れて3回戦敗退となった。
■関連ニュース■
・ラオニチ 崩れない髪型の秘密・ラオニチが快進撃阻止 初4強・ラオニチ「最も大きな勝利」
■最新ニュース■
・ムチュア・マドリッド ドロー・錦織 疲労で「頭ぼやっとしてた」・マレー完勝 2年ぶりベスト8