男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるエストリル・オープン男子(ポルトガル/エストリル、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は27日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位の18歳、
B・コリッチ(クロアチア)が世界ランク32位で第6シードの
J・シャーディ(フランス)に6-2, 6-4のストレートで勝利し、2回戦進出を決めた。
両者は今年の全豪オープン1回戦で対戦しており、その時は逆転でコリッチが敗れている。今回が2度目の対戦となり、コリッチが勝利したことによって対戦成績を1勝1敗とした。
第1セット、コリッチはファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得し、シャーディにブレークの隙を与えず、自身は3度のブレークチャンスから2度のブレークに成功して第1セットを先取する。
第2セット、コリッチはシャーディに1度のブレークを許すも、4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間23分で勝利を勝ち取り2回戦進出を決めた。
勝利したコリッチは、昨年の10月に行われたスイス・インドア準々決勝で当時世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)をストレートで下し、ベスト4進出を果たしている。
《波乱 ナダルが17歳コリッチに敗れる》また、今年の2月に行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権では予選から勝ち上がり、準々決勝で
A・マレー(英国)をストレートで破っている。
《コリッチvsマレー ドバイテニス選手権 準々決勝》2回戦でコリッチは、
J・ソウサ(ポルトガル)と
R・マシャド(ポルトガル)の勝者と対戦する。
コリッチはまだ18歳であるが、昨年から着実にランキングを上げ、上位選手を脅かしている新星の1人。更なる活躍に期待がかかる。
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