男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、賞金総額2,265,235ユーロ/優勝賞金457,550ユーロ)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
D・フェレール(スペイン)が第12シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで下し、3年ぶり7度目のベスト4進出を決めた。
フェレールのサービスで始まったこの試合、第4ゲームでフェレールがブレークに成功。第7ゲームでブレークバックを許すも、第8ゲームで2度目のブレークに成功する。第9ゲームをキープしフェレールが第1セットを先取する。
第2セット第1ゲーム、コールシュライバーがサービスキープする。第2ゲームから両者ブレーク合戦となるが、第8ゲームでフェレールがサービスキープし、その後は両者サービスキープしタイブレークに突入する。
タイブレークに入りフェレールは5・9ポイント目でミニブレークに成功しマッチポイントが訪れる。しかしフェレールがサービスの10・11ポイントでミニブレークを許すが、最後12ポイント目でコールシュライバーのフォアハンドがネットとなりフェレールが1時間44分で勝利した。
両者は13度目の対戦となり、フェレールはコールシュライバーに10勝3敗とし、2009年から7連勝としている。
勝利したフェレールは準決勝で第13シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)を6-1, 6-3で下した
P・アンドゥハル(スペイン)との同胞対決となる。
バルセロナ・オープンの成績は準優勝が最高で、2008・2009・2011・2012年でいずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れている。ナダルは今大会準決勝で対戦する可能性があったが、3回戦でフォニュイーニに敗れており、フェレールは大会初優勝、今季4勝目まであと2勝とした。
■関連ニュース■
・錦織 ベスト4進出・32歳フェレールが今季2勝目・バルセロナ・オープン ドロー
■最新ニュース■
・好調モンフィス 今季初V狙う・4度目V狙う第1シード 4強逃す・ナダル撃破の世界30位 完敗
■最新動画■
・次世代のテニス界を担うラオニチを特集・錦織が自身初で大会初の3連覇達成