男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の試合は、7-5でジョコビッチが第1セットを先取した。
第1セット、ジョコビッチは立ち上がりに苦しみベルディヒに第1ゲーム1度のチャンスでブレークを許す。
しかし徐々に調子を上げ、第5ゲームでベルディヒの攻撃をしのぎ、2度目のチャンスでブレークバックに成功する。
第7ゲームでもジョコビッチは15-40とチャンスが訪れ、2度目のチャンスでセカンドサービスを前で叩き、ベルディヒはバックハンドを返すことが出来ず2度目のブレークに成功する。
第9ゲーム、観客の声にフラストレーションをためるジョコビッチはポイント先行を許し、30-40の場面でジョコビッチがフォアハンドをネットにかけブレークバックを許す。
第11ゲーム、ジョコビッチは再びペースを落とすもキープに成功、第12ゲームではベルディヒのミスから15-40とチャンスが訪れるがスマッシュとフォアハンドのウィナーを決めたベルディヒがデュースとする。速い展開で攻めたジョコビッチに再びセットポイントが訪れ、3度目のチャンスでストローク戦を制しジョコビッチが53分で第1セットを先取する。
両者は21度目の対戦となり、これまでの対戦成績は18勝2敗とジョコビッチが大きく勝ち越している。
ベルディヒは2005年に行われたBNPパリバ・マスターズ以来マスターズ大会2度目、昨年10月に行われたイフ・ストックホルム・オープン以来となるキャリア11度目の優勝を狙う。
一方ジョコビッチは同大会2年ぶり2度目、キャリア52勝目、マスターズ大会では昨年10月に行われたBNPパリバ・マスターズ、BNPパリバ・オープン、マイアミ・オープン、モンテカルロ・ロレックス・マスターズと4大会連続優勝、23勝目を狙う。
■関連ニュース■ ・ジョコ クレー王者ナダル封じる・ベルディヒ 大会初の決勝へ・ジョコビッチ 「大変光栄なこと」
■最新ニュース■ ・バルセロナ・オープン ドロー・日本 複敗れ昇格ならず・ヒンギス 約8年ぶり単は黒星
■最新動画■ ・錦織 圭vsジョコビッチ【ツアー最終戦】・ジョコビッチvsワウリンカ【ツアー最終戦】