男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は18日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が第14シードの
G・モンフィス(フランス)を6-1, 6-4のストレートで下し、大会初の決勝進出を決めた。
両者は今回が7度目の対戦となり、ベルディヒはモンフィスとの対戦成績を6勝1敗とリードを広げた。
ベルディヒのサービスゲームから始まった第1セット、第4ゲームでベルディヒがモンフィスのサービスゲームをブレークに成功し、5ゲーム連取して第1セットをゲームカウント6-1であっさり先取。
続く第2セットでは、先にブレークに成功したベルディヒだが、モンフィスにブレークバックされる。しかし、このセットで2度目のブレークに成功したベルディヒが1時間8分で勝利をものにした。
大会初の優勝をかけてベルディヒは、決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードの
R・ナダル(スペイン)の勝者と対戦する。
今大会でベルディヒは、初戦となる2回戦で
S・スタコフスキ(ウクライナ)、3回戦で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を下し、準々決勝で第4シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦するもラオニチが右足の怪我のため棄権を申し入れたため、準決勝進出を決めた。
そして今回モンフィスに勝利し、同大会初の決勝進出を果たした。
一方、敗れたモンフィスは、今大会の3回戦で第2シードの
R・フェデラー(スイス)を破り、準々決勝では第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に完勝して大会初のベスト4進出を果たすも、決勝進出とはならなかった。
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