男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-0, 6-3のストレートで下し、4年連続7度目のベスト4進出を決めた。
両者は今回が12度目の対戦となり、ジョコビッチとチリッチの対戦成績は12勝0敗となった。
第1セット、チリッチのサービスゲームからスタートし、ジョコビッチはチリッチに対してわずか9ポイントしか許さず、6-0のストレートで第1セットを先取。
第2セット第2ゲームまでジョコビッチは8ゲーム連取していたが、第3ゲームから両者サービスキープが続く。
第7ゲームあたりからチリッチが徐々に調子を上げ、ジョコビッチはストロークのエラーが目立ち始めたが、第9ゲームでジョコビッチがフォアハンド逆クロスのスーパーショットを決めると、最後は3度目のマッチポイントでジョコビッチが深いバッグハンドを放ちチリッチのミスを誘い、1時間5分で勝利した。
勝利したジョコビッチは準決勝で第3シードの
R・ナダル(スペイン)と第5シードの
D・フェレール(スペイン)の勝者と対戦する。
ジョコビッチは今回9度目の出場となり、2013年に優勝しているが、その際決勝ではナダルと対決し勝利している。
ナダルが勝ち進んだ場合、同大会で4度目の対戦となり、対戦成績は1勝2敗となっている。
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