男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は16日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)は第15シードの
J・イズナー(アメリカ)に7-6 (8-6), 4-6, 6-3の接戦の末に勝利し、11年連続ベスト8進出を決めた。
第1セットで、ナダルはイズナーに2度のブレークチャンスを与えるもしのぎ、両者共にサービスキープのままタイブレークまで縺れ込む。タイブレークでナダルはイズナーにリードを許し4-6とされるも、4ポイント連取し、イズナーの2度のセットポイントをしのぎ第1セットを先取する。
だが、第2セットではナダルに3度のブレークチャンスがあったがものに出来ず、イズナーに1度のブレークを許し巻き返される。
ファイナルセットでは、ナダルのファーストサービスが光りポイント獲得率は85パーセント。ナダルはイズナーにブレークチャンスを1度も与えず、2度のブレークチャンスのうち1ブレークに成功した。
ナダルはイズナーをサービスで圧倒し、最後はイズナーのリターンがネットにかかり、接戦の末に2時間20分でナダルが勝利を手にした。
準々決勝でナダルは、第5シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
ナダルとフェレールは、昨年同大会の準々決勝でも対戦しており、その時はナダルがストレートで敗れ、9度目の優勝を逃していた。
《昨年同大会の記事はこちら》過去同大会でナダルは、2005年から2012年にかけて史上最多の8連覇を誇っており、今大会は初戦となる2回戦で主催者推薦で出場の
L・プイユ(フランス)に完勝し、3回戦でイズナーに勝利してベスト8進出を決めた。
一方、敗れたイズナーは先日行われたマイアミ・オープン男子準々決勝で
錦織圭(日本)にストレートで勝利しベスト4進出。
その後ヒューストンで行われた米男子クレーコート選手権では第4シードで出場したイズナーだったが、初戦となった2回戦で敗退していた。
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