男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は11日、シングルス準決勝が行われ、22歳の
J・ソック(アメリカ)が第3シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、シングルス初の決勝進出を決めた。
この試合、ソックはアンダーソンのビッグサーブに苦戦し14度のサービスエースを決められるも、第1セットはタイブレークを取り、第2セットは3度目のチャンスで1度のブレークに成功し1時間33分で勝利した。
両者は初対戦となり、勝利したソックは決勝で昨年覇者で第6シードの
F・ベルダスコ(スペイン)を7-5, 2-6, 6-4で下した第8シードの
S・クエリー(アメリカ)との同胞対決を行う。
世界ランク46位のソックは
V・ポスピシル(カナダ)と組んだダブルスで昨年のウィンブルドンや今年のBNPパリバ・オープンで優勝を果たし、ダブルスランキング9位を記録しているが、シングルスでは今回がキャリア初の決勝進出となる。
今季序盤は怪我で欠場を余儀なくされたが、3月からツアー復帰しBNPパリバ・オープンでは4回戦、マイアミ・オープンでは3回戦進出している。
決勝で対戦するクエリーは世界ランク42位、米男子クレーコート選手権で昨年はベスト4、最高成績は2010年の準優勝が最高としており今季初、ツアー7度目の優勝を狙う。
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