男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)が第7シードの
J・シャーディ(フランス)を7-5, 6-7 (6-8), 7-6 (7-3)の大接戦の末に勝利し、ベスト4進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、アンダーソンはシャーディとの対戦成績を1勝1敗とした。
この試合、アンダーソンは試合を通して18本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。シャーディに3度のブレークを許すも、それを上回る4度のブレークに成功して3時間8分にも及ぶ大接戦を制した。
準決勝でアンダーソンは、
J・ソック(アメリカ)と対戦する。
過去同大会でアンダーソンは、最後に出場した2012年に準々決勝で
J・モナコ(アルゼンチン)に敗れてベスト8に終わっており、今回は3年ぶりの出場で大会初のベスト4進出を決めた。
一方、敗れたシャーディは、1回戦で
D・ラヨビッチ(セルビア)、2回戦で
添田豪(日本)を下してアンダーソンとの準々決勝に駒を進めるも、敗れてベスト4入りを逃した。
《シャーディvs添田の記事はこちら》また、同日おこなわれたシングルス準々決勝では、ソックが第5シードの
S・ヒラルド(コロンビア)を6-4, 6-4のストレートで撃破し、準決勝進出を決めている。
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