男子テニスツアーの下部大会であるサン=ブリユー・チャレンジャー(フランス/サン=ブリユー、ハード、賞金総額35,000ユーロ、優勝賞金5,035ユーロ)は9日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
杉田祐一(日本)がY・メルテンス(ベルギー)を6-0, 6-3のストレートで下し、今季初のベスト8進出を決めた。
この試合、杉田は第2セットに3度のブレークチャンスを与えるもそれをしのぎ、試合通じて5度のブレークに成功し56分で快勝した。
両者は3度目の対戦で杉田はメルテンスに2勝1敗とし、メルテンスに初勝利したのは昨年のウィンブルドン予選1回戦で、この年のウィンブルドンで杉田は5年目の挑戦にして初めてグランドスラム本戦出場を決めている。
《杉田祐一 ウィンブルドン2014年本戦出場》また、杉田は今季初のベスト8進出で、今年の全豪オープンでは予選3回戦敗退で2度目の本戦出場を逃し、下部大会では2回戦進出が最高成績としていた。
勝利した杉田は準々決勝で
J・ウタ-ガルング(オランダ)と第2シードの
A・ベック(ドイツ)の勝者と対戦する。
また同大会には
内山靖崇(日本)も出場しており、1回戦でN・メクティッチ(クロアチア)に1-6, 3-6で敗れている。
内山はA・カパス(ポーランド)と組みダブルスにも出場しており、ベスト8進出を決めている。
■関連ニュース■ ・内山靖崇 完勝で今季初優勝・三菱 イカイの連覇阻み初優勝・杉田祐一 西岡下し雪辱果たす
■最新ニュース■ ・元王者撃破の添田 8強逃す・土居 美咲 ダブルスも初戦敗退・連覇狙う25歳 逆転で8強
■最新動画■ ・錦織 初の3連覇達成・次世代のテニス界を担うラオニチ