男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は6日、シングルス1回戦が行われ、
添田豪(日本)は主催者推薦で出場の元王者
L・ヒューイット(オーストラリア)に4-6, 7-6 (7-3), 6-3の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
この試合両者ブレーク合戦となり、第1セットで添田は2度のブレークに成功するも3度のブレークを許し第1セットを落とす。
第2セット、第3ゲームで添田は先にブレークを許すが第4ゲーム、このゲーム4度目のチャンスでブレークバックに成功する。
しかし第5ゲームで再びブレークを許すが第6ゲームでブレークバックに成功し食らいつく。
第9ゲーム、添田は0-40とピンチを迎え2度はしのぐが3度目のブレークを許す。
第10ゲームではヒューイットにマッチポイントが訪れるがしのいでデュースとすると、ヒューイットがダブルフォルトを犯し添田にチャンスが訪れ、再びブレークバックに成功する。
その後は両者サービスキープし、タイブレークに突入すると添田が2ポイント目で先にミニブレークに成功、その後は追いつかれること無くタイブレーク7-3で第2セットを取った。
ファイナルセット第3ゲーム、添田が1度のチャンスでブレークに成功する。
第6ゲームでブレークバックを許すが第7ゲームで2度目のブレークに成功、第9ゲームでは2度目のマッチポイントの末、2時間35分で勝利した。
ヒューイットは7度のブレークに対し、添田は8度のブレークに成功した。
両者は初対戦で、勝利した添田は2回戦で第7シードの
J・シャーディ(フランス)と
D・ラヨビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
今大会予選には
伊藤竜馬(日本)と
西岡良仁(日本)が出場していたが、伊藤は予選1回戦敗退、西岡は予選2回戦敗退としている。
今大会のシード勢は、第1シードに
F・ロペス(スペイン)、第2シードに
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第3シードに
K・アンダーソン(南アフリカ)、第4シードに
J・イズナー(アメリカ)、第5シードに
S・ヒラルド(コロンビア)、第6シードに2連覇を狙う
F・ベルダスコ(スペイン)、第7シードにシャーディ、第8シードに
S・クエリー(アメリカ)らが出場している。
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