男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は29日、シングルス3回戦が行われ、第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)が同胞で第17シードの
G・モンフィス(フランス)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、4回戦進出を逃した。
両者は今回が6度目の対戦となり、ツォンガとモンフィスの対戦成績は4勝2敗となった。
この試合、ツォンガはファーストサービスが入った時に89パーセントと高い確率でポイントを獲得するも、モンフィスに3度のブレークチャンスから2度のブレークを許し、最後はツォンガのリターンがアウトして1時間34分で敗れることとなった。
世界ランク13位のツォンガは、昨年11月に行われた男子国別対抗戦のデビスカップの決勝戦で、試合中に腕の痛みを訴え最終日のシングルスを欠場。その後は右腕の怪我の回復が遅れたことから全豪オープン欠場を余儀なくされており、今回はデビスカップ以来の大会出場となった。
復帰戦となった今大会の初戦は
T・スミチェク(アメリカ)と対戦し、フルセットの末に下して今季初勝利をあげた。
《復帰のツォンガ 今季初勝利》しかし、今回は同胞のモンフィスに敗れて4回戦進出とはならなかった。
過去同大会では2009・2010・2012年と3度ベスト8進出を果たしており、昨年は4回戦で
A・マレー(英国)に敗れてベスト8進出を逃した。
一方、勝利したモンフィスは、2月に行われたオープン13の決勝で
G・シモン(フランス)に敗れるも準優勝を飾っており、昨年同大会では初戦となる2回戦で
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に敗れて姿を消していた。今回は2009年以来6年ぶりの4回戦進出を決めた。
モンフィスは4回戦で、第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
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