男子テニスで世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)は芝のコートで毎年行われるAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、賞金総額1,574,640ユーロ)に4年ぶりとなる出場を発表した。
AEGON選手権2008年チャンピオンのナダルはこれまで2006年から2008年、2010年、2011年と5度出場し、そのいずれの年で、その後に行われたウィンブルドン全て決勝進出(内、2008年と2010年は優勝)するなどナダルにとって縁起の良い大会。加えてそのAEGON選手権は、ウィンブルドンへ向けての準備大会としても知られる伝統のある大会でもある。
イギリスはクィーンズ・クラブで開催されるこの大会についてナダルは「クィーンズ・クラブでプレーするのはいつも大好きで、こうしてまた今年戻って出場する事に大きな喜びを感じている。とても伝統のあるこの大会での2008年の優勝は自分に取って最高の経験だった。その後のウィンブルドンでの優勝は、正に夢のようだった。」と、大会への思いを語っていた。
今年の大会には28歳のナダルに加え、前年度チャンピオンである
G・ディミトロフ(ブルガリア)、昨年の全米オープン覇者である
M・チリッチ(クロアチア)、2014年の全豪オープン・チャンピオンの
S・ワウリンカ(スイス)、これまで3度の優勝を誇る地元の
A・マレー(英国)らも出場を予定している。
そしてナダルは「この大会への出場は、クレーコートから芝のコートへの調整のためにとても役立つ大会。なぜなら、クィーンズ・クラブの芝は本当に素晴らしいからさ。」と加えていた。
AEGON選手権はこれまで、ATPワールドツアー250大会として開催されていたが、今年はATPワールドツアー500大会へとグレードアップされ、6月15日から21日にかけて行われる。
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