男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は19日、シングルス準々決勝、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第32シードの
B・トミック(オーストラリア)の試合は、トミックの棄権によりジョコビッチが労せずベスト4進出を決めた。
トミックの棄権の原因は腰や臀部の故障と親知らずの炎症のためで、腰や臀部の故障については2月に行われたメンフィス・オープン頃から痛めており、18日に行われた同胞
T・コキナキス(オーストラリア)との対戦の際には抗生物質を摂取し試合に臨んだが、ジョコビッチと対戦するエネルギーは無かった。
《トミックvsコキナキス BNPパリバ・オープン4回戦》親知らずは右側の歯が炎症をおこしており、首を回すことすら難しい状態だとコメントしている。
5年連続、7度目の準決勝進出を決めたジョコビッチは第12シードの
F・ロペス(スペイン)を6-3, 6-4で下した第4シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
ジョコビッチは同大会2連覇、4度目の優勝を狙う。
《ジョコビッチ 2014年BNPパリバ・オープン優勝》
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