女子テニスで世界ランキング1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は2001年以降、出場辞退し続けてきたBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額6,157,160ドル、優勝賞金900,400ドル)に主催者推薦として14年ぶりに出場し、初戦となる2回戦を13日、金曜日の夜に予定している。
セリーナは第1シードのため1回戦免除で2回戦から出場し、同ランク68位の
M・ニクルスク(ルーマニア)と同ランク77位の
A・クルニッツ(セルビア)の勝者と対戦する。
1997年に初出場したセリーナはこれまで4度出場し、1999、2001年で2度の優勝を果たしている。
今大会上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、セリーナは準々決勝で第8シードの
E・マカロバ(ロシア)、準決勝で第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、決勝で第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)と対戦する可能性がある。
セリーナは1999年、当時17歳の時に大会初優勝を果たしキャリア初のビッグタイトルを獲得。この年の全米オープンでグランドスラム初優勝を果たした飛躍の年でもある。
セリーナは2001年に罵声を浴びてから大会出場を拒み続けてきた。それは2001年準決勝、姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)が膝の故障のため、開始わずか20分で棄権してしまったことに対しての罵声で、
K・クレイステルス(ベルギー)との決勝の際にも観客から中傷するヤジが聞こえたとセリーナの父はコメントしている。
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